「レバーを閉めてもお風呂から水が止まらない」「シャワーを止めても蛇口からポタポタ垂れ続ける」「夜中に水音がして眠れない」こうした症状は蛇口内部のパーツ劣化・止水機構の故障が原因であることがほとんどです。
水が止まらない状態を放置すると水道代が急増するだけでなく、床の腐食・カビ発生にもつながります。
この記事では、水が止まらない原因の特定・今すぐできる応急処置・修理方法・費用相場まで一気に解説します。
📋 目次
▲ お風呂の水が止まらない症状と原因の特定
① 水が止まらない症状の種類と原因を特定する
「水が止まらない」といっても、どこから・どんな状態で出ているかによって原因が異なります。
まず症状を正確に把握しましょう。
| 症状 | 疑われる原因 |
|---|---|
| レバーを閉めても蛇口からポタポタ垂れる | カートリッジ劣化・コマパッキン劣化 |
| シャワーを止めてもヘッドから水が垂れ続ける | シャワーヘッド内弁劣化・切替弁の故障 |
| 浴槽の吐水口からチョロチョロ出続ける | 切替弁・温調カートリッジの劣化 |
| ハンドルを閉めても水口から出続ける | コマパッキン(ケレップ)の劣化 |
| 止水栓を閉めても止まらない | 止水栓自体の故障→元栓を閉める |
② 原因6選|蛇口の種類別に徹底解説
原因① カートリッジの劣化(シングルレバー水栓)
シングルレバー混合水栓の内部にあるカートリッジは、お湯と水の流量・温度を制御するコアパーツです。
経年劣化でカートリッジの弁機能が失われると、レバーを閉めても水が止まらなくなります。
カートリッジ交換で解決できますが、メーカー・型番が合わないと取り付け不可なため事前確認が必須です。
原因② コマパッキン(ケレップ)の劣化(ハンドル式水栓)
ハンドル式水栓の弁体であるコマパッキンが劣化すると、ハンドルを閉めても吐水口から水がポタポタ垂れ続けます。
コマパッキン代は100〜200円と安価で、ハンドルを分解して交換できるDIYしやすい修理です。
原因③ 切替弁の故障(サーモスタット水栓)
サーモスタット混合水栓の切替ハンドル(シャワー・浴槽の切替)内部の切替弁が劣化すると、切替えが不完全になり、シャワーを止めても浴槽吐水口からチョロチョロ流れ続けることがあります。
切替弁の交換は部品代2,000〜4,000円ですが、分解がやや複雑なため自信がない場合は業者依頼が安心です。
原因④ 温調カートリッジの劣化(サーモスタット水栓)
温度調整ダイヤル内部の温調カートリッジが劣化すると、水量調整が正常にできなくなり、止め切れない状態になることがあります。
純正カートリッジへの交換が必要で、部品代は3,000〜6,000円程度です。
原因⑤ シャワーヘッド内部の弁劣化
シャワーヘッド内部の止水弁が劣化すると、シャワーを止めてもヘッドから水が垂れ続けます。
ヘッドごと交換(2,000〜8,000円)が最も簡単な解決策で、DIYで対応できます。
原因⑥ 止水栓自体の故障
止水栓のスピンドルパッキンが完全に劣化すると、止水栓を閉めても水が流れ続けることがあります。
この場合は元栓を閉め、止水栓のパッキン交換または止水栓本体の交換が必要です。
③ 今すぐできる応急処置(止水栓の閉め方)
水が止まらない場合は、修理より先に止水栓を閉めて給水を止めることが最優先です。水道代の増加を防ぎ、被害の拡大を抑えられます。
④ 自分で直せる?DIY修理の可否
| 故障箇所 | DIYの可否 | 難易度 |
|---|---|---|
| コマパッキン交換(ハンドル式) | ○ 可能 | ★☆☆(簡単) |
| シャワーヘッド交換 | ○ 可能 | ★☆☆(簡単) |
| カートリッジ交換(シングルレバー) | △ 型番確認が必要 | ★★☆(中) |
| 切替弁交換(サーモスタット) | △ やや難しい | ★★☆(中) |
| 止水栓パッキン交換 | △ 元栓閉鎖が必要 | ★★☆(中) |
| 蛇口本体の交換 | ✕ 業者依頼 | ★★★(専門) |
⑤ 修理費用の相場一覧
▲ 修理内容別の費用相場(2025年・業者依頼の場合)
| 修理内容 | DIY(部品代) | 業者依頼(総額目安) |
|---|---|---|
| コマパッキン(ケレップ)交換 | 100〜200円 | ¥8,000〜¥15,000 |
| シャワーヘッド交換 | 2,000〜8,000円 | ¥8,000〜¥18,000 |
| カートリッジ交換(シングルレバー) | 2,000〜5,000円 | ¥10,000〜¥25,000 |
| 切替弁交換(サーモスタット) | 2,000〜4,000円 | ¥12,000〜¥28,000 |
| 止水栓パッキン・本体交換 | 300〜1,000円 | ¥15,000〜¥35,000 |
| 蛇口本体ごと交換 | 不可 | ¥30,000〜¥100,000 |
⑥ 業者に頼む場合の選び方と注意点
- 見積もりは書面(総額)でもらう。口頭見積もりはトラブルの元
- 蛇口のメーカー・型番を事前に伝えると見積もり精度が上がる
- 最低3社に見積もり依頼して料金・対応を比較する
- 「今すぐ決めないと大変」という急かし営業には応じない
- 修理後の保証期間(最低1年)があるか確認する
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お風呂の水が止まらないトラブルは信頼業者に相談
⑦ まとめ
この記事のポイント
- 水が止まらない原因は症状の出る場所(蛇口・シャワー・浴槽吐水口)で特定できる
- まず止水栓を閉めるのが最初の応急処置。止水栓が効かない場合は元栓を閉める
- コマパッキン・シャワーヘッド交換はDIYで100〜8,000円で解決できる
- サーモスタット水栓の切替弁・温調カートリッジ交換はやや難しいため自信がなければ業者へ
- 蛇口修理費用が本体価格の半額を超える場合は蛇口ごと交換を検討する
- 放置すると水道代が激増するため、止水栓で応急処置後に早急に対処すること
お風呂の水が止まらないトラブルは放置するほど水道代と修繕費が膨らみます。
まずは止水栓で応急処置を行い、症状に合った修理方法を選んでください。
お風呂の他の水漏れが疑われる方はこちらもあわせてご確認ください。(執筆中)

